統一された美しい街並み クスコ
クスコに到着して、翌日のマチュピチュへ行くツアーを予約。
クスコの夜景は本当に美しく街全体が世界遺産というのも納得だ。
クスコのバスターミナルからゲストハウスまでは、タクシーが迎えに来てくれていた。
今回宿泊したのはアルコパタゲストハウスという宿だ。
リマとは打って変わって標高の高いクスコは、昼間でも肌寒く、長袖長ズボンでちょうどいい。
ゲストハウスに着き、荷物をおろしてクスコの街に出る。
マチュピチュを擁することもあり、この街は観光客しか見かけないといっても良いほどだ。
クスコは全体的に坂が多く、あちこち歩くと標高が高いこともあり、すぐに息が切れる。
古い街並みを今に残し、アルマス広場周辺には大きな看板などは見かけない。
インカ帝国の時代に東西南北あちこちに張り巡らされたというインカ道や、剃刀の刃一枚通さないと言われる精巧な石組みは、この街の見所であり、誇りとしているものだろう。
有名な12角の石
インカ時代の人々は、複雑な形をした大きな石を巧みに組み合わせ、精巧な石組を築いた。
インカ道
街の中心部は石畳で作られた道を残している。
アスファルト舗装でないため、雨が降ると車がスリップして危なそうであるが、昔の景観を残しているのは素晴らしい。
昼ご飯兼夜ご飯は、アルマス広場近くのレストランで食べた。
はじめてのアルパカの肉である。
食べた感じは牛肉とほとんど同じだ。
獣なので、よく味覚を凝らすと若干の臭みがあるが、特に気にならない。
リマでしかめっ面のペルー人に多く会ってきたが、観光都市だけあってクスコのレストランでは営業スマイルを見ることができた。
異国で笑顔を見るだけでも旅人は癒やされるものだ。
食事の写真を撮っていると、店員がこの店の名前もSNSに載せて宣伝してくれと笑顔で言われたので、載せておく。
店内もきれいだし、店員も営業上手で良い店だった。
マスターカードも使える。
この日は、翌日のマチュピチュのためにラッキーペルーツアーという旅行会社でツアーを申し込んだ。
クスコからマチュピチュへの移動手段については、次の記事で改めて記したい。
ツアー会社の人に、クスコの街の中でも危険と言われる地域を聞き、夜19:00以降はなるべく坂の上の方にいかない方がいいとのこと。
地球の歩き方や、その他観光ガイドでも触れている通り、坂を上がると日本人宿があり、この辺りは夜になると若干治安がよくないらしい。
夕方、日がくれる前に坂の上の教会からクスコの街並みを眺む。
写真では伝わりきらないが、統一された街並みが本当に美しかった。
観光地だけあって、夜9時を過ぎても中心部は賑わっており、リマと比べると治安のよさが実感できた。